2008年4月30日水曜日

根治治療の手術説明(その1)

根治治療の手術説明の手術説明を受けた。

今回の手術を担当する先生はとても説明が上手(判り易く)、かつ、丁寧だった。

説明によると

■現在の次男の病状は

心室中隔欠損症、心房中隔欠損症、右冠動脈-右房短絡

左心房と右心房、左心室と右心室、の間の隔壁の発育が不十分でそれぞれの間に穴があいている(中隔欠損症)。
肺動脈絞扼術で肺動脈を狭くしているので根治術の際に、狭い所を治す必要がある。

■治療の目的

左心房と右心房との壁(心房中隔)、左心室と右心室との壁(心室中隔)にあいた孔を閉じ、肺動脈を形成する。

但し、心房の孔は閉じている可能性がある。

■治療の内容

胸骨正中切開、人工心肺下において心臓の動きを一時的に止めて手術を行う。

左心房と右心房との壁(心房中隔)、左心室と右心室との壁(心室中隔)にあいた孔をパッチを用いて閉じる。

心房と心室の間の弁(三尖弁)に逆流が無いことを確認。

ドレーンという管を挿入し、キズを縫い閉じて手術を終了。