2007年8月24日金曜日

退院

今日は次男の退院の日!

次男は大学病院で生まれて直ぐにNICUに入って、肺動脈絞扼術の手術を受けてPICU→NICU→GCUと過ごしてきたから初めて大学病院を出て家に帰る。

随分長くかかったな。

これからは月1の外来で次男を診て貰う事になる。

そして、体重がある程度になったら根治手術を受ける。

先生によると1歳が目安らしい。

ちなみに退院前日の次男の体重は2480g。

2007年8月6日月曜日

肺動脈絞扼術の手術日

朝、長男を保育園に送ってから大学病院に向い、妻と家族控え室で落ち合う。

肺動脈絞扼術(バンディング)の手術はトータル3時間ぐらいで終わると言われていたが、4時間ぐらいかかり、その間、何かあったのでは?と思いながらドキドキしながら先生を待つ。

手術の後、先生が来て、無事手術が終わったと言われ、ホッとする。

その後、次男はPICUに移る。

結局、次男はPICUには1日いただけで、直ぐまたNICUに戻る。

妻はPICUはピリピリしていてNICUの方がまだよいと言っていた。

2007年8月3日金曜日

肺動脈絞扼術に関する治療・検査の説明(その2)

次男の病状の説明としては、
「右心室と左心室との間に隔壁(心室中隔)に穴が開いており、そのため、左心室の血液は大動脈だけでなく肺動脈にも流れていること。」
「肺動脈に流れる血液が多くなっており、肺動脈の血圧が高くなっていること。」
「小さいが心房にも穴が開いていること。」
等の説明を受けた。
また、
「治療としては現段階で、心臓を開いて心室中隔欠損及び心房中隔欠損を閉じる手術は次男への負担が高く適さないため、肺動脈絞扼術を予定していること。」
「肺動脈絞扼術の目的は、肺動脈を狭くすることで、肺動脈に流れる血液を制限し、肺高血圧の進行を予防すること。」
「予定している治療を行わない場合は、肺高血圧が進行して生命にかかわること。」
等の説明を受けた。

また、治療の内容としては、
「胸骨正中切開で行うこと。」
「肺動脈にテープを巻いて狭くすることで、肺動脈へ流れる血液を制限すること。」
等の説明を受けた。

肺動脈絞扼術を経ず、根治術が出来ないものか疑問を持っていたが、心房にも穴が開いていたこと、肺高血圧の症状が出ていること等により、肺動脈絞扼術をするのもやむを得ないのかな?という感じはしたが、大学病院の先生達はもう肺動脈絞扼術をするものとして説明をしていて親に選択権は無いような感じだった。
後に、根治術をすることになるのだが、そのときの先生の方が説明や親の疑問等に対して丁寧に対応してくれた印象がある。
なお、今回の肺動脈絞扼術の予想周術期死亡率は2%だと言われた。

肺動脈絞扼術に関する治療・検査の説明(その1)

当初は一旦退院できるかもと言われていたが、その後すぐ次男は心不全を起こし、直ぐに大学病院のNICUに入ることになった。

そして、肺動脈絞扼術を受けることになり、その説明を大学病院で聞くことになった。

急に肺動脈絞扼術を受けることになり、イロイロネットとかで情報を集めたりしたが、肺動脈絞扼術は現在ではあまりやらないとか、体重が1.5kg未満等、非常に特殊な場合しかやらないとか書かれておりどうして中程度の穴で、且つ、そのときは体重2kgを超えていた次男に肺動脈絞扼術を行うのか疑問に思ったが、説明を聞きに行くと、まず次男の現在の病状として
「心室中隔欠損症、心房中隔欠損症、肺高血圧症」
と言われた。

心室中隔欠損症しか聞かされていなかったので、驚いたが、次男は心房にも穴が開いており、且つ、肺高血圧症にもなっていて思っている以上に状態はあまりよくないようだった。

つづく